FUSEの目的はなんですか?
この問いに対して、少しでも理解していただくためのページです。
ご感想、ご意見などを頂ければ嬉しく思います。
FUSEはイベントの運営団体として99年に立ち上げたのですが、その時の想いは、
という言葉で表現しました。
今でもFUSEの活動の一番大事理念なのですが、この言葉からご説明したいと思います。
龍馬は人生を
と語りました。
どういう意味でしょう?
私なりに分解して解釈してみます。
まず「世に生を得るは」の部分です。
なぜ人は世に生を得たのでしょう?
・・・。
いきなり解釈を放棄して申し訳ないのですが、FUSEでは「なぜ生きるか」は置いといて、「いかに生きるか」ということで活動しています。(なぜの部分は宗教や哲学の団体に・・・。)
反論があるかもしれませんが、FUSEでは、自分の満足度をいかに高めるか。
いかに高い自己実現を得るかということで・・・、
「人生とは自分の満足度を得るために、事を成すことだ。」
と龍馬の言葉を解釈しています。
では「事を成す」とは何でしょうか?
我々は、「社会(歴史)や自分以外の人への貢献」だと解釈しています。
(歴史というのは、未来の人々も含めという意味です)
しかしここで注意があります。
「人よりも」という比較を前提とする行為とは厳しく区別します。
「見せびらかし」は目的ではありません。
「事を成す」とは、人に勝るという優越感のためでなく、「人に受け入れられる喜び」や「人の役に立ったという実感」を得るためのものと信じているからです。
龍馬の乙女ねえやんへの手紙があります。
29歳の龍馬の、充実した精神状態が読み取れる手紙です。
自分の存在を、日本に必要な人間と自覚している喜びが感じられます。(かな?by 依光)
(また天下国家のために若い龍馬が、命をかけていることにも注目ください)
我々も龍馬のような充実感と自己実現を実現することができるでしょうか?
きっとできます!
「リアルハッピネスとは、社会(歴史)や自分以外の人への貢献によって、社会(歴史)や自分以外の人からの感謝や名誉として与えられるもののこと」です。
自分なりの貢献を考えれば、自分にとって最高の充実感が得られるはずです。
比較や競争を前提としない以上、全ての人が平等に。
私もFUSEの活動を通して、努力していきます。
感謝や名誉を求めるのは偽善では?
そう問われる時があります。
しかし「リアルハッピネスとは、社会(歴史)や自分以外の人への貢献によって、社会(歴史)や自分以外の人からの感謝や名誉として与えられるもののこと」と規定している以上、そう取られても仕方ありません。
悲しいですけど・・・。
しかし名誉を求めるのは、日本の文化であると考えていますし、我々が求める感謝や名誉は、一般的に偽善とみなされる行為(見せびらかし)とは区別してもらえると信じています。
今年FUSEをNPOにするにあたって
Let's find a happy life in kochi.
としました。
高知県への貢献。そして高知県から日本及び世界への貢献も目指します。
高知県は、高齢化・産業の低迷など、日本一の問題県だと思います。
しかしワーストで苦しむ高知県が実験台となり、新しいものを打ち出せれば、日本にとってとても有益だと思います。
また幕末に土佐から人を多く輩出したように、高知で学んだ学生が世界中で活躍できるようお手伝いすることも目標です。
FUSEというのは、導火線という意味です。
武市半平太は龍馬の才能にいち早く気づき勇気づけました。
FUSEも第二の龍馬に対して飛躍へのきっかけ作りができればと思っています。
龍馬をはじめ幕末に土佐から排出された人材の共通点とは何でしょうか?
中江兆民の言葉を借りれば、
社会の進歩発展のため、すすんで身を委ね心を傾ける情熱、使命感、困難に屈しない気概や勇気とい非合理的資質(勇往敢為)を持つリーダーのことです。
FUSEは、こういう資質を持つ人材が集まるネットワークになれるよう頑張ります。
自分の頭で考えて、決意し、困難に立ち向かい、折れない志で、信念を貫く。
そういった仲間を集め、切磋琢磨し、力を合わせられる場所を作りだせればと思っています。
長くなりました。最後まで読んで頂きありがとうございました。
FUSEはこの活動目的を実現するために、成長し続けます。
皆様からのご支援アドバイスをいただけましたらと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
FUSE代表 依光晃一郎
|