Last Update:02/05/11
 
1999.07.26
いでよ龍馬!集え若者!!・知事に説明

1999年7月27日 高知新聞(朝刊・33面)
1999年7月27日 高知新聞(朝刊・33面) 
 
 県内外の著者が、起業や高知の活性化を徹底討論するイベント「いでよ龍馬!集え若者!!」が八月七日に香美郡土佐山田町の高知工科大などで開かれる。企画から運営まで、すべて県内や県出身の学生が行うユニークなイベントで、東京からは会社を興している学生社長も参加する。実行委員会は「東京の学生社長の話などを通じて、高知の若者も刺激を受けてほしい」と県内の学生らに積極的な参加を呼び掛けている。
 
 プログラムは七日午後一時から、工科大の講堂で講演会「高知の若者よ立ち上がれ!ベンチャーを選んだ私の生き様(ざま)」。ブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)の坂本孝社長、NCAコンサルティング(東京都新宿区)の石井美鈴社長の二人を講師に、ベンチャービジネス成功のノウハウや視点を学ぶ。
 
 引き続いて討論会「ザ・対決」。第一部は「学生の主張」で、高知と東京の学生が意見交換。東京の学生社長のビジネス活動も紹介される。
 
 第二部は「奇想天外・空前絶後・天上天下唯我独尊」で「三億円を手にしたら」「法律をつくることができたら」などをテーマに、東京と高知の学生が激論を戦わす。
 
 午後七時からは、会場を高知公園二の丸に移し「夜明かし討論会」。「高知県の産業・人材・起業」「環境・エコロジー」「医療・福祉」「情報」をテーマに、各分野で活躍する社会人を交え、朝まで夜なべ談議を決行する。
 
 イベントは、土佐山田町の出身で東京都立大経済学部二部三年の依光晃一郎さん(二二)=東京都世田谷区=が「郷里の活性化のために」と発案。
 
 これに地元の高知工科大、高知大、高知女子大、土佐女子短大などの学生が協力して、実行委員会組織「FUSE(導火線)」を結成して準備を進めている。
 
 依光さんは「若い人の中で、何かやってみたい、と考えている人は、会場で仲間をつくることもできるはず」と話している。
 
 二十六目にはFUSEのメンバーが県庁に橋本大二郎知事を表敬訪問。イベントの概要を説明した。
 
 イベントヘの参加希望者は当日、直接会場へ。参加費は学生が無料、社会人二千円。 問い合わせ完はFUSE(携帯電話○−○−○)。

 

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