Last Update:02/05/11
2000.09.23
出航、海援隊!!

2000年9月24日 高知新聞(朝刊)
2000年9月24日 高知新聞(朝刊)
 
 起業家(アントレプレナー)を目指している高知工科大の学生グループ、アントレプレナー部(部長=社会システム工学科三年、鈴木寛子さん)主催のイベント「出航、海援隊!!」が二十三日、香美郡土佐山田町の同大で開かれ、自ら考えたビジネスプランを紹介するなどして、学生同士や県内の経営者らと交流した。
 若者に目的意識を持つことの素晴らしさを伝えようと開催。工科大生や関東、関西の学生、県内の経営者ら約百人が集った。
 
 起業家を目指す学生を支援しているNPO(特定非営利活動法人)の「ETIC」の関西事務局(京都市)から、壁谷俊則事務局長が来高し講演。
 
 「『本当の自分探し』をしようと思っても、簡単に見つかるものではない。それより、目の前にある興味に一生懸命取り組んでほしい。そして常に、うまくいく自分をイメージしてほしい。そうすれば起業もきっとうまくできる」と呼び掛けた。
 
 この後、県主催の「ヤングベンチャー・ビジネスプラン・コンテスト」に応募を予定している同部の学生四人と、土佐山田町出身で東京在住の学生の合わせて五人が、応募前の自らのプランを紹介。
 
 学生と社会の交流を促す媒体づくりやネット菜園、香美郡物部村の活性化策、電子網上での高知県ファンによるデータベース構築などのプランを熱く語った。
 
 発表した学生は出席者と個別に意見交換。受けた指摘を参考に、プランを練り直すことにしている。また学内でバーベキュー大会も開いて交流を深めた。

 

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